Geoten 2025でのMapbox：地図と位置情報技術に関する日本有数のイベント

2025年7月2日、Mapboxは、地図と地理空間情報に焦点を当てた日本有数の業界イベントであるGeoten 2025を、MIERUNE Inc.および株式会社アドソル日進と共催しました。10周年を迎えた今年のGeotenは、東京の大手町三井ホールで開催され、過去最大の来場者数を記録しました。

朝から晩まで、会場のエネルギーは活気に満ちていました。測量・地理空間情報展は単なる展示会ではなく、業界全体の活気に満ちたコミュニティ主導の集まりとなりました。

業界、学界、政府、文化を結びつける地図

Geotenは、民間企業、大学、政府機関、非営利団体、そして地域の地図愛好家グループが一堂に会する、他に類を見ない展示会です。その中心にあるのは、地理空間データです。

しばしば「夏の祭り」や「地図のコミケ」と形容されるこのイベントは、共有された熱意の雰囲気を醸成し、好奇心と位置情報テクノロジーへの情熱が、通常のビジネス上のやり取りをはるかに超えて広がりました。

今年の展示会は、以下のような幅広い分野を網羅していました。

• 3D地図とデータ視覚化
• 人流分析
• ナビゲーションと防災技術
• ファンタジー地図作成と模型鉄道
• 学術研究とオープンデータ利用

トピックの多様性は、地理空間分野の深さと幅の両方を反映していました。

災害対応の未来を視覚化する：日本の気象レイヤー

Mapboxブースでは、気象データを地図上に直接重ね合わせるリアルタイム機能である、新しいJapan Weather Layerを発表しました。機能は次のとおりです。

• アニメーションによる降水
• 3D風の流れの視覚化
• リアルタイム防災アラート

ハイライトの1つは、3Dランドマークと動的な天候の変化を結び付けたナビゲーションデモで、都市の景観とライブの気象データを統合して、より現実的で実用的な災害対応シナリオを実現する方法を示しました。

このデモンストレーションは、地方自治体の職員や防災専門家から強い関心を集め、公共の安全と都市計画におけるMapboxの可能性を強調しました。

若い才能と非営利団体のイノベーションを支援

多くのGeoten参加者は、地理空間技術を学ぶ大学生と大学院生であり、この分野についてより深く学び、キャリアに関する洞察を得るためにMapboxのブースを訪れました。

学生からのフィードバックは次のとおりです。

• 「業界で使用されている実際の技術を見ることができて、とても刺激的でした。」
• 「普段は会えないような人たちと話すことができました。」

Geotenが次世代の地理空間専門家の育成に役割を果たしていることを改めて認識しました。

地図の未来を共創するためのプラットフォーム

今年の会場は昨年よりも広かったものの、多くの参加者が2026年にはさらに広いスペースを求めました。これは、Geotenの影響力が増しており、日本の地理空間産業の未来を形作るのに役立っている証拠です。

共同主催者として、Mapboxは率先して、パートナーとのコラボレーションを通じてイノベーションを支援し、次世代のマッピング技術の力を紹介できることを誇りに思っています。

私たちは共に、地図と位置情報インテリジェンスが現実世界の課題を解決するための不可欠なツールとなる未来を構築しています。