オーストラリア気象局がMapboxとESRIを組み合わせる

オーストラリア気象局は、オーストラリアの国の天気、気候、水に関する機関です。その専門知識とサービスは、干ばつ、洪水、火災、嵐、津波、熱帯低気圧など、オーストラリア人が自然環境の厳しい現実に立ち向かうのを支援します。オーストラリア地域と南極地域に及ぶ定期的な予報、警報、監視、助言を通じて、気象局は政府の最も基本的で広く利用されているサービスの1つを提供しています。

オーストラリア気象局（BOM）は、マレー–ダーリング盆地のさまざまな地域の集水域に関する貯水、配分、取引情報を可視化するための地図を必要としていました。この地図はReactを使用して構築されており、react-map-glコンポーネント（vis.glフレームワーク）を使用してレンダリングされます。このコンポーネントは、Mapbox GL JSライブラリをラップします。Mapbox GL JSライブラリは、外部地図タイルソースとレイヤーをサポートすることで、既存のESRIタイルセットへの簡単な統合を提供します。ラスタタイルソースとベクタタイルソースの両方がサポートされています。

BOM が説明するように:

“マレー・ダーリング盆地は、オーストラリア南東部の広大な地域で、水が相互に接続された河川や湖のシステムを流れています。2つの主要な河川は、マレー川とダーリング川です。40の異なる先住民族の人々を含む220万人以上が盆地に住んでいます。16の国際的に重要な湿地、35の絶滅危惧種、および98の異なる水鳥が生息しています。オーストラリアの農産物の約40％がマレー・ダーリング盆地から生産されています。”

マレー・ダーリング盆地の詳細については、https://mdbwip.bom.gov.au/をご覧ください 

柔軟な構成要素、カスタマイズ性、およびESRIとの統合の容易さにより、BOMはMapboxが、さまざまな地域の集水域の貯水、配分、および取引情報を視覚化するための地図をレンダリングするのに最適なパートナーであると確信しました。Mapbox Studioにより、設計者はさまざまな機能と色を使用して地図を迅速にカスタマイズできました。これにより、Web開発チームは非常に生産的になり、ポータルをより迅速に公開することができました。